◆『ルート66の旅』 2 / 15

せっかくのシカゴ.
まずは、シカゴ市内を散策です。


2日間続いた雨のシカゴは、気温13度。 道を歩く人たちは、セータやニット帽をかぶり、完璧な冬装備です。べガスから来た私は、半袖にジーンズと明らかに浮いていましたが結局我慢できずに革ジャンの出番となりました。 


今回の旅のスタートは、もちろん ルート66 ビギン! 場所はシカゴから西へ進む場合は:アダムス ストリートとミシガンアベニューの角に始点(BEGIN)のサイン。 西から東へ向かった場合は:ジャクソン ブルバードとミシガンアベニューの角に終点(END)のサインがあります。


そして、この66号線始点の交差点角にはスタバがあるのですが、、。 スターバックスでは、期間限定で "You are Here" コレクションと言って、そこでしか手に入らないオリジナルデザインのマグカップを販売しています。 


「ここは、ルート66号線の始点! きっと66のロゴが入ったマグカップがあるに違いない、、、!」 早速、店内へ。


過去の経験から、、、。
平均スタバの店員さんは皆、親切で笑顔が絶えません。
ところが、妙に態度の悪いおねえさんに、、、


「そんなの ナイ! ソコニ アルダケダ!」と冷たくあしらわれて撃沈。 


   --- 本日の教訓:気をつけよう、都会のスタバは態度が悪い。


さあ、気を取り直して出発。とその前にまずは腹ごしらえ。

1923年創業「ルーミッチェルズ」レストランへ。 


週末の今日はネクタイ姿のビジネスマンもなく、道を歩く人もまばらです。 が、なんとドアを開くと、中は超満員でごった返しているではないですか! するとその人ごみをかき分けて、現れたのは Donna (ダーナ)おばさん(66ファンには超有名人)とキャシーが出迎えてくれました。



ダーナは「ルーミッチェルズ」で働くウェイトレスさんです。今年91歳での現役バリバリ。 いつもとおりに、モンチキンドーナッツ(一口サイズの小さなドーナッツ)を訪れたお客様へ、1つ1つ手渡してくれます。
列にならんで席が空くのを待っているお客様への温かなおもてなしです。


なんだか、これだけで、心が温まっちゃいます。 今回もルーミッチェルズ 特製ブレンドのコーヒーと、名物「ワッフル」&「ジャンボーオムレツ」を注文。 
アメリカ各地で数あるオムレツを食してきましたがここのオムレツは、シンプルながらふっくらふわふわ絶品オムレツです!  是非お試しください。


食後はシカゴリバー沿いにそびえる「トランプタワー」を訪問。 
高さ340メートル、98階建ての ピッカピカ(いや、ぎらぎら)の アメリカ大統領がオーナー!?ってあり?  のコンドミニアム!


裾に立って見上げると、それはそれは、メラメラとオーラが立ちのぼるビル(個人的観測)です。 彼が大統領になってからというもの、沢山の観光客が訪れて、セキュリティーも大忙しとか、、。 


中には、爆破予告などもあるようで、さらに警備が厳しいそうです。
大統領って、いろいろ大変なんですね、、、。


ルート66の始点のミシガンアベニューを挟んだ向こうには「ミレニウムパーク」。 ここには、空から舞い降りた宇宙船のような「クラウドゲート」があります。 「ザ ビーン」とも呼ばれています。168枚のステンレススチールを繋ぎ合わせてピカピカに磨き上げたオブジェです。


美しく湾曲した表面に人々や摩天楼が幻想的に表現されます。 前回は夕方に訪問したのですが、ビル群の摩天楼が夕日に照らされて しばし、見とれてしまいました。



ここも、是非訪問してみてください。 昼もいいですが、オレンジから紫に変わる夕日の摩天楼は格別です。



日も暮れてきました。「シカゴ」といえば ”ジャズ” 今夜はダウンタウンへ繰り出してライブを聴きながらシカゴのピザでも食べにいこ〜! ということでやってきました有名クラブ『ハウスオブブルーズ』、ジャズといってもポップな感じの選曲で、ジャズ音痴な私でも楽しむことができました。



明日からはシカゴを離れて、西へ向かいます。 今回はどんな66号線に出会えるか楽しみです。


それではまた次回。




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